我が家は田舎の方なので都会よりも敷地がゆったりとしています。
もともとは夫のおじいちゃんが土地を買っていて、その土地に夫の父が家を建てました。
家は二階建てで、庭は南側にあります。
父が初めて建てた家で、けっこう気持ちが入っていたようで和風の庭にしたいということで、大きな石を運んで風流な感じで作ったそうです。
私たちが結婚して同居する頃には義父の庭造りの熱もすっかり冷めてしまって、興味がゲートボールに写っていました。


庭はあまり手入れもしなくなっていたのですが、私たちも共働きで庭の手入れどころではなかったこともあって荒れ放題。
たま~にお金を払ってきれいにしてもらったりしていた感じでした。
そうこうしている間に私たちも定年になって、義父も義母も亡くなって夫婦で家に居る時間が多くなってきました。
すると庭があまり手入れできていないことが気になってきて、思い切って自分たちの好みの庭に変えようということになりました。
義父が元気な間は勝手に庭をあれこれすることは気が引けたのですが、自分たちの代になったらそんな気兼ねもしなくていいだろうと話し合って庭造りがスタートしました。
まず、義父のイメージ通りの和風の庭に関する大きな石などは全部撤去。
私はリビングから見た時に四季のグリーンや花々が咲いている活き活きしたガーデニングがしたいと夫に言うと、特に自分の好みがある訳ではないのでそれでオーケーということになりました。
それからはしばらくどんな風にするかを設計図を書いて必要なものをホームセンターへ買いに行きました。

まず土やレンガなど重い物を買って来て設計図通りに仕上げていきました。
けっこう力仕事で二人とも慣れるまで筋肉痛になったりしましたが、楽しんでやりました。
土台ができてからは、花の苗をホームセンターに買いに行って育った時の雰囲気を考えながら植えていきました。
毎日水をやったり肥料をやったりしていると毎日表情が違っていて、本当に楽しくて今ではリビングでコーヒーを飲みながら庭を眺めるのが毎日の日課になっています。